2008年に、ある社長さんと知り合い、その社長さんの会社のテーマソングを作らせていただいたことがあります。

▼株式会社テイアイエフ
http://www.tif-group.jp/

30歳の時に一軒のコンビニエンスストアのオーナーとしての経営から事業を始められた社長さんでしたが、一貫してお持ちの信念が、「人を大事にする」ということでした。

ヒヤリングの中でもそれを感じ、実際に会社にお邪魔して社員の方と接してみてもそれが節々から伝わってくるような会社でした。

そのヒヤリングの中で、特に印象に残った言葉が、「forじゃなくて、withなんですよね」というもの。

これは、その社長さんが社員一人一人に対して、「for(会社・社長のために)」という気持ちではなく、「with(会社・社長と一緒に)」という気持ちで仕事をしてほしい、と願っているということでした。

この言葉を聞いて、私は非常に深いと感じました。

「誰かのためにする」だけだと、どうしても「やってあげている」という気持ちが生まれたり、どこかで自らの主体性を放棄してしまったりすることがあると思うんです。

でも、「誰かと一緒にする」ということだと、自分のためにも、自分の持ち場で自分の責任を果たすという姿勢が自然と生まれますよね。

この両者の違いは、そのままその人の成長の差につながってくるような気がします。

ソングレターもまた「for you」がテーマですが、1曲1曲の依頼者との関係性は「with you」が基本になっています。

つまり、「受注」ではなく、「共演」。

私自身が「その人のために一方的に努力して作る」のではなく、「一緒に作り上げていく」という関わり方です。

依頼者との関係性においては、「for」でなく「With」を大事にしながら、ソングレターアーティストの道を歩み続けていきたいと思います。

感謝を込めて…。

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誰かのために 生きてみたって 自分がいなきゃ チカラも出ない
人目気にして 帳尻合わせ それじゃ 本気になんてなれない

やりたいことに向かうため ここで生きると決めたなら
「For」じゃなくて「With」 「Must」より「Wish」
思い出してごらんよ

ここは 自分のための ターニング・ポジション
そう 今の一歩は 夢への道
そう 皆と共に 走ってゆく
お互いが 羽ばたく日まで 今日もまた

(『ターニング・ポジション』より)

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