今日は、2008年に『幸せで手をつなごう』という曲を
作ったときのことをお話してみたいと思います。

このときに学んだことが、「自分の仕事のスタンス」に
強い確信をもたらしてくれたと思っています。

さて、それはどんなことだったのか。

詳しくお伝えしたいと思います。

2008年といえば、独立して2年目。

まだまだソングレターの依頼もちらほらで、
色々と悩むことが多かった時期でした。

技術的にはまだ未熟。

経験もまだ少ない。

そんな自分が、何を旗印にして世に出て行けばいいか
試行錯誤していた頃でした。


そんな時に、ハッピーライフ・アライアンス(HaLA)様
より、ソングレターの作曲依頼がありました。

▼ハッピーライフ・アライアンス
http://www.halajp.org/

ハッピーライフ・アライアンス(HaLA)とは、
一言で言ってしまえば、

「共通の理念を追求する地域の生活
サービス提供会社の連合体」

です。

かみくだくと、たとえば以下のような感じですね。

ある人が引越しした際に、お願いした引越会社さん
が非常に感じがよかったとします。

そうすると、その人が今度リフォームをしたいと
思った際にも、独自で探すよりも、

「もしよかったら、あなたの知っている
リフォーム会社さんを紹介してくれないかしら?」

と頼んでしまうことって、あると思うんです。

そうして、そのリフォーム会社さんにお願いして
みると、とっても素敵な接客をされたので、
ハウスクリーニングやケータリングの会社も、
ついその会社さんに紹介を頼んだりしますよね。

そんな感じで、

「この会社の感じがよかったから」

という気持ちから、

「この会社が紹介する会社に
お世話になりたい」

と、相互に紹介し合ってサービスが循環する状態って、
とてもすばらしいものだと思うんですね。

その関係性=アライアンス(提携)を、会社間の利害関係
ではなく、お客様のハッピーライフの実現のために

「自信を持ってお勧めします!!」

という形で運営していくのが、このハッピーライフ・
アライアンスというものです。

僕は、このお話をヒヤリングさせていただいた際に、
一番気になったポイントは、

「じゃあ、自信を持って紹介するための
基準は何なのか?」

ということでした。

なぜかというと、ソングレターも、一番多い申込の形態が
「紹介」だからです。

人が人や会社を紹介する時には、必ず基準があります。

(意識するとしないとに関わらず、です)

自分は、自信を持って紹介してもらえるような基準を
満たしているだろうかと自問したのです。

その時にお聞きしたのが、有名な【三人の石工の話】
という話でした

これは、P.F.ドラッカー著『マネジメント 下』という本に
紹介されているお話ですね。

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三人の石切り工の昔話がある。

彼らは何をしているのかと聞かれたとき、第一の男は、
「これで暮らしを立てているのさ」と答えた。

第二の男は、つちで打つ手を休めず、
「国中でいちばん上手な石切りの仕事をしているのさ」
と答えた。

第三の男は、その目を輝かせ夢見心地で空を見あげながら
「大寺院をつくっているのさ」と答えた。

(『マネジメント 下』p87)

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三人の石工は、「やっている」ことは、いずれも一緒です。

でも「何のためにやっているか」という志が違います。

それが、

「自分の生活のために働いてます」

「業界トップを目指して、働いてます」

「人を幸せにするために、働いてます」

の3つのどれなのかで、全然違ってくると思うんです。

ハッピーライフ・アライアンスは、まさに第三の男の
集まりでした。

そして、自分が目指しているのも、第三の男でした。


作品のクオリティはまだまだかも知れない。

音楽の技術は稚拙かも知れない。

でも、【曲を通して人を幸せにしたい】という想いは
誰にも負けない。

それが、自分の持つべきプライドだと確認したのです。

「ソングレターを通して届けているのは、
作品ではなく、幸せ」

これからも、「幸せを届ける」ことにこだわりながら、
ソングレターアーティストの道を進んでいきます。

感謝を込めて…。