「桜」

 

友人が「たった一人のために書いた詞」に曲をつけたソングレターです。

作詞者の笹野直樹くんとは、ネット上で知り合ったのが最初でしたが、直接会う前から1曲目の共演作品が出来ていたくらい良いコンビです。

作詞/笹野直樹 作曲/安達充

季節はずれの冷たい雨に 桜が舞い落ちる
花のように短い季節の中で 輝いていた笑顔
出会いの後には別れと それはわかっていたけれど
こんなに早くその時が 来るなんて思わずにいた

桜色の公園が 緑に萌える頃
旅立ってゆく君に 何ができるのだろう

“好き”という想いは 心の奥にしまっておくと決めたけど
もう一つ 伝えたいことは
君のしあわせ 僕じゃなくても 心から 願っていること

手帳の中のプリクラ見るたび ときめき思い出す
ふり返ればいつも心の中に 咲いていた笑顔
ずっと近くにいることが 当たり前に思えていた
こんなに大きく自分を 変えたなんて気づかずに

緑色の公園が 真っ紅に染まる頃
異国にいる君に 何ができるのだろう

鮮やかな花束を贈ったって やがていつかは枯れてゆく
ただ一つ 色あせないのは
君への想い すべて託した 最後の コトバだけは

白く染まった公園が 再び色づく頃
この街にいる僕は 何をしてるのだろう

伸ばしてたあの君の茶色い髪 変わってるかも知れないね
だけど 今言えることがあるよ
あの日一歩を 踏み出せたのは 大切な 君がいたから

この想い 打ち明けなかったことが 正しかったかわからない
だけど今 桜の季節の
気持ち抱きしめ 歩いてゆくよ 目の前の 新たな一歩を…