私の持論の一つに、
「アーティストは一人では世に出られない」 というものがあります。

私は今でこそ、たった一人のために曲を贈る「ソングレター」を仕事に
していますが、最初からこれを仕事にしようと思ってはいませんでした。

元々のきっかけは、リストカットの中学生の女の子とネット上で出会ったこと。

当時私は、友人と興した事業に失敗し、ガテン系の仕事で借金を返していた
苦しい時期でした。 だからこそ、彼女のブログにつらい心情が切々とつづられて
いるのを見て、他人事とは思えないものを感じました。

「自分に何が出来るだろうか?…そうだ!自分は曲が作れるのだから、
彼女のための曲をプレゼントしよう」

そうして、1曲目のソングレター『君の痛みの理由(わけ)』という曲が生まれました。
その後3年にわたって、ボランティアのように無償で曲を贈るという活動を続けて
いきました。

こんな経緯で生まれた音楽のスタイルだったので、「仕事にする」はおろか、
ひっそりとやっていければいいやと思っていたんです。

でも、そんな私に2006年に転機が訪れます。
それが、福島正伸さんが講師をつとめた『夢・実践会』という連続講座でした。

一人の力で叶えられない夢も、相互支援で皆が助け合えば、どんな夢も叶う。
そんな素晴らしい講座なのですが、私はその会に、、、

参加しませんでした。。(汗)

※存在を知ったのが、開催した後だったんです(^^;;

でも、その会で私の人生は変わったんですね。

なぜかというと、大学時代から私を応援してくれていた後輩が、参加していた
からでした。

彼はその『夢・実践会』に、
「安達充という人を世に出したい」
という夢をもって参加します。

私に内緒で、自腹を切って、私のために動いてくれたんです。

「安達充という人はよくわからないけど、君がそこまで応援する人なら、
僕らも力を貸すよ!」

彼の本気が周りに伝わり、その場にいた人達のご縁で、
「居酒屋てっぺんのドキュメンタリーDVDで主題歌を歌う」という私の初仕事が
決まっていったのでした。

今でも思いますが、その時のことがなければ、私は今でもアルバイトをしながら
細々と音楽活動をする人生を送っていたかもしれません。

正直なところ、彼は私以外のアーティストであっても世に出すことが出来たと思います。
でも、私にとっては彼がいなければ絶対に今の状態にはなっていないと断言できます。

「アーティストは一人では世に出られない」
というのは、そんな私の経験から来る持論です。

・・・そうして時は流れ、その『夢・実践会』は昨年、第7期(最終回)を迎えました。
私はオブザーバーとして、最終回のプレゼンテーションを聴いていたのですが、
その中の一人のプレゼンに心を奪われました。

それが、杉崎佳那江さん。
彼女は親の期待に応えるように、10年間薬剤師をしてきたけれども、本当は歌が
歌いたかった。

その一言がずっと言えずにいたけれど、仲間のおかげでその気持ちに気づけた。
「私は、歌で人を癒したい!」
そうしてアカペラで歌い始めた彼女の透き通るような歌声は、私の心に強く
響きました。

6年前、『夢・実践会』によって音楽を仕事にすることが出来た自分が、その最終回で
「これから音楽で生きていきたい!」という女性のプレゼンテーションを聴いている、
という巡り合わせ。そのことが、何だかとても運命的に感じました。

その後、実際に仕事を辞めた彼女は、プレゼン通りに夢を叶え、現在六本木
サテンドールなどでJAZZボーカリストとして活躍中です。
私は縁あって作曲を指導したり、ライブでピアノ伴奏をお手伝いしたりしてきました。

その都度、彼女の“想い”だけではない、“歌の才能・技術”を知るほどに、彼女の
歌をもっと多くの人に聴いてほしいという気持ちが強くなっていきました。
彼女の歌を聴くことで、きっと、心が癒され、夢と勇気をもらう人がたくさんいる。

そこで思い出したのが、2011年にドリプラ世界大会のエンディングムービーで
音楽を担当したことから作った「ドリプラのテーマソング」。

元プレゼンターの松舘敦子さんが作った映像の字幕を元に作詞&作曲したもの
でしたが、プレゼンで夢を叶えた彼女こそ、この歌を歌うにふさわしいと感じました。
そして、彼女自身もこの歌を歌うことに使命感を感じてくれています。

私がそうであったように、彼女も一人で世に出ることはできません。
だからこそ、今度は私がたくさんの応援者と共に、一人のアーティスト、そして
一つの楽曲を世に出したいと思っています。

一流アレンジャーのアレンジと、一流レコーディングスタジオと、一流エンジニア
によるミキシングをするには一定の予算が必要です。
今回はそれをWeb上でカンパを募る「チャリティポット」という形で集めることにしました。

http://charity-pot.org/project.php?methods=DEATIL&selectId=53

共感していただける方には、ぜひ応援をお願いしたいと思います。
そして、この曲のメッセージはそのままドリプラのテーマとなっている「相互支援」を
描いたものです。

私自身が人生で経験させてもらった「相互支援」の力と可能性。
それを、この曲がカタチになるプロセスを通しても示せたらと思っています。

※支援期間は12月13日までですが、願わくばその翌日にある「ドリプラ2013
 世界大会」でも何かの形でこの曲を披露できればと願っています。

▼ドリームプラン・プレゼンテーション http://drepla.com/

drepla_song