[メディア掲載情報]朝日新聞福島版に掲載されました。


5月7日の朝日新聞福島版に、今回の猪苗代コンサートの記事が掲載されました。

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被災者の思い 歌に
東京のシンガー・ソングライター
猪苗代のホテルで即興演奏 

 東日本大震災に伴う原発事故で、2か月近い避難生活を続ける双葉町の住民たちの気持ちを聞いて歌にするコンサートが、猪苗代町の避難所・ホテルリステル猪苗代であった。東京都のシンガー・ソングライター安達充さん(32)が、「双葉町に帰りたい」「絆を大切にしたい」などの避難者たちの願いや声を、電子ピアノを使って即興で曲をつけながら歌った。 

ホテルの鈴木裕久社長(51)が、旧知の安達さんにボランティアを呼びかけて実現した。安達さんは、誰かの思いを歌にして贈る「ソングレター」という独自のスタイルで活動する音楽家。今回は事前にホテルで配膳ボランティアをして避難者と話をしたり、厳しい現実を感じたりして創作準備を進めてきた。

会場のロビーには約30人が集まり、4歳の女の子や67歳の男性らが体験を話し、それらを元に歌を作った。中学2年の息子と2人で避難している志賀まゆみさん(51)の体験は「一緒に帰ろう」という曲に仕上がった。「必ず皆で帰ろう一緒に双葉に帰ろう」と歌う安達さんの声が響くと、会場全体が静まりかえり、小さくすすり泣く声も聞こえた。

志賀さんは「自分の思いが詰まった歌が聴け、少しだけ気持ちが楽になれました」と笑顔。安達さんは「皆さんの思いを歌にしながら、双葉町の方たちが元気に、前向きになってもらえるお手伝いを続けていきたい」と話した。(紺野信幸)

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 「一緒に帰ろう」という歌を歌わせていただいていた時、本当に会場全体が静まり、すすり泣きが聞こえました。

 会場の皆さんの思いが一つになった瞬間だったのだと思います。

 そういう空間を生み出すきっかけを作れたことをとてもうれしく思います。

感謝を込めて…。