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14、笑顔に「戻って」いいよ

2012/05/23
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一人のリストカットの少女との出会いをきっかけに、たった一人のために曲を贈る「ソングレター®」活動を開始。 代表曲『僕が生まれた時のこと』は書籍化され、Youtubeで400万回再生されている。NHK「ニュースウォッチ9」などメディア掲載多数。 活動10周年を機に「アーティストフォーラム」を立ち上げると共に、「ちょいガチ®カラオケ部」などユニークな方法論で音楽を伝えている。
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2007年に、笑顔クラブという集まりのテーマソングを作曲させていただく機会がありました。

▼笑顔クラブ
http://www.egaoclub.cc/

この笑顔クラブというのは、「日本を笑顔の楽園にする」ということをテーマに掲げて活動されている方々です。

なので、当然ながらテーマソングも「笑顔」をキーワードとして作ってほしい、という風に依頼されました。

作詞をする人間の立場から言うと、

「皆で笑顔になろう!」「Let’s smiling!」

など、笑顔というのは歌詞の中に良く登場する言葉なので、作りやすそうだな、というのが第一印象でした。

ところが、ヒヤリングの中で、実際に会員の方から「笑顔」という言葉についてのイメージを聞いていく中で、なんだか、単純に

「笑顔になろう!」

という言葉で表現することに違和感を感じるようになっていったんです。

というのも、その方が話してくださったのは、

「一言に笑顔といっても、無理して作るような笑顔ではなく、赤ちゃんの頃の純粋な笑顔になることを大事にしているんです」

ということでした。

「なるほど~」と思いながら、改めて考えてみると、

「笑顔になろう!」

という言葉は、ややもすると相手に「あなたは今、笑顔じゃないですよ」と指摘する言葉でもあり、「無理強いする」ニュアンスを含んでいると思ったんです。

そのお話を聞きながら、ふと頭に浮かんだのは、

【笑顔に戻っていいよ】

という一風変わったフレーズでした。

「あなたはもともと素晴らしい笑顔の持ち主。今はいろいろあって一時的にそれをお休みしてしまっているかもしれないけど、ここに来たら思う存分、本来のあなたに戻って笑顔になっていいですよ」

そこに含まれているのは、本来その人が持っている笑顔を「信頼」「承認」するというメッセージでした。

そんなニュアンスを歌詞の中に盛り込めたらと思って、最終的に以下のような歌詞が生まれました。

=====================

人との関わり合いや 慌しい日々の中で
いつの間にか 忘れてた 当たり前の気持ち
そんな時に 見かけた 無邪気な子供の笑顔が
思い出させてくれたよ あの頃の自分を

見るものすべて楽しくて することすべて感動で
会う人みんな優しくて 笑顔にあふれていた

大丈夫 笑顔に戻っていいよ
思い切り 笑ってごらんよ
幸せはきっとそこにある
笑顔と共にある

(『笑顔と共にある』より)

=====================

私も音楽を通して「笑顔」を届ける仕事をしていると思っています。

「笑顔を与える」のではなく、「笑顔を取り戻せる場を創る」。

このスタンスで、これからもソングレターアーティストの道を歩み続けていきたいと思います。

感謝を込めて…。

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一人のリストカットの少女との出会いをきっかけに、たった一人のために曲を贈る「ソングレター®」活動を開始。 代表曲『僕が生まれた時のこと』は書籍化され、Youtubeで400万回再生されている。NHK「ニュースウォッチ9」などメディア掲載多数。 活動10周年を機に「アーティストフォーラム」を立ち上げると共に、「ちょいガチ®カラオケ部」などユニークな方法論で音楽を伝えている。
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